大病院、紹介状がないと負担増

厚生労働省は2018年度にも、病院の紹介状なしで受診した場合に患者から追加料金を徴収する大病院を、現在の500床以上の大病院から400床以上の中規模病院に対象を増やす。約260病院から約400病院まで1.5倍に増やす。

現在、紹介状を持たずに大病院に行くと年齢に関係なく、初診で5000円以上、再診で2500円以上の追加料金がかかる。手厚い人員を揃え、設備投資も大きい大病院の経営者は、診療所に比べると苦しく、こうした追加料金でも収入を補っている。

日本は先進国では珍しく、患者が診療所や病院を選べる医療のフリーアクセスが保証されている。そのため、大病院だから安心なでの理由で軽度な病気やケガで多くの患者が大病院に通い、高度な治療を必要とする患者の妨げになっているとの懸念がある。