線虫癌検診 2020年度実用化

バイオ関連スタートアップのHIROTSUバイオサイエンス(ヒロツバイオ、東京都港区)は、線虫を使った癌の早期発見検査を2020年に実用化する。検査施設の解説や解析技術の自動化などに向け、臨床検査受託大手のみらかホールディングスなど8社から計14億円を調達。高い精度で尿から癌の有無を判定する検査としての普及を目指す。

線虫は体長1ミリメートル程度の小型の生物でうなぎのような形をしている。嗅覚に優れ、尿の代謝物を嗅ぎ分けることが可能。この性質を活用して癌の有無を判別する。

従来の血液検査などでは10%程度しか検知できない早期の癌も90%の精度で発見できるという。線虫は培養費用も安いため検査費用は1回8,000円程度を想定する。

 

出典:日本経済新聞2018年8月6日朝刊